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2.特集:備前市で進む「太陽と森のエネルギー事業」

1)備前市「平成のまほろば事業」(ハード事業)
〜木を燃やし、太陽と共に生きるプロジェクトです〜

松本照生(備前グリーンエネルギー株式会社・備前みどりのまほろぼ協議会)

 備前市は昨年(2005年)3月に両隣の日生町と吉永町と合併した人口
4万1千人弱、面積250平方キロメートルの町です。その新しく生まれた備
前市では、昨年、環境省の「環境と経済の好循環のまちモデル事業」(平成のま
ほろば事業)に採択され、合併のスタートを記念すべき事業として、現在、環
境エネルギーによるまちづくりに取り組んでいます。これは、産廃問題で住民
投票を実施した旧吉永町の時代からさまざまに地域の運動を支援してきたIS
EPと株式会社自然エネルギー.コムが企画と事業化に全面的に協力するかた
ちで実現したものです。
 今回の事業では、「グリーン熱サービス」(=自然エネルギーの熱利用)と「省
エネルギーサービス」という2つの事業を実施します。 「グリーン熱サービス」
の一つは、バイオマスエネルギーです。「木質ペレット」を燃料とするボイラー
を市内における公共施設を中心に導入し、また備前の豊かな森林資源(薪)を
活用できるように、熱効率と燃費の良いスイス製の最新の「グリーン熱ストー
ブ」(蓄熱型ストーブ)を導入します。これを単なる「設備売り」ではなく、「オ
ンサイトでの熱供給」を事業の特徴としています。
 「グリーン熱サービス」のもう一つの事業としては、美しくて利便性の高い
太陽熱温水システムを導入します。日本における太陽熱温水市場は崩壊状態に
ありますが、「グリーン熱」を提供するこの事業の新しいビジネスモデルをとお
して、太陽熱温水システムの新しい市場が再生され、太陽とともに生きる家庭
が増えることを願って、事業を進めていきます。
 「省エネルギーサービス」では、点けた電気を消してまわるといった「我慢
の省エネ」ではなく、今回は技術的な工夫でエネルギーの消費量を減らします
が、今までの暮らし方は何も変わりませんし、暖かさや明るさといった便利さ
もこれまでとは変わりません。光熱費の節約に見合う費用でサービス料をお支
払いいただき、費用負担がほとんどないかたちで、無理なく「省エネルギー」
での生活ができます。
 最後に、備前と言えば、1000年の歴史を有する「備前焼」。地域の資源、
すなわち土と赤松(木質バイオマス)と人が創りあげてきた備前焼をとおして、
これから1000年先の持続可能な未来を思いやりながら、木と太陽を取り入れ
た新しい地域エネルギー事業を提案していきます。また、「用の美」を極めた備
前焼をとおして、シンプルであるが故に豊かな新しい住まい方を提案してきた
いと考えています。
 なお、今月にはこの備前の「太陽と森のエネルギー事業」への市民出資(備
前みどりのエネルギーファンド)を募集開始する予定ですので、ぜひご支援を
お願い申し上げます。

 松本照生(備前グリーンエネルギー株式会社・備前みどりのまほろぼ協議会)


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