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5.シリーズ「自治体のエネルギー政策」(3)
   「環境モデル都市」としての長野県飯田市の取り組み
                  小林敏昭(飯田市地球温暖化対策課長)

 長野県飯田市は全国13の「環境モデル都市」のひとつに選定されました。
わが国が目指す低炭素社会の姿を具体的にわかりやすく示そうとするのが環境
モデル都市の構想です。2050年に温室効果ガス半減超という高い目標を掲
げ先駆的な取組みにチャレンジするものです。同時に底力の発揮による地域の
元気回復も大きな目的です。
 「おひさまともりのエネルギーが育む低炭素な環境文化都市の創造」が飯田
市の環境モデルの行動ビジョン。その行動計画では、2005年比で長期では
2050年に70%削減を、中期では排出の著しい家庭部門を40?50%削
減を目指します。
 大きく次の4つの取組みで目標と低炭素社会実現にチャレンジします。(1)
太陽光や木質バイオマスの総合利用・建築物の省エネ化・街区単位の面的熱供
給、(2)移動手段の低炭素化、(3)地域版環境マネジメントシステムの促進
など産業界と連携、(4)コーディネーターによる地域全体の意識変革と市民参
画。
 「環境文化都市」は1996年策定の基本構想基本計画で飯田市が目指す都
市像、環境がひとつの文化となって輝くまちです。2007年には環境文化都
市宣言も行い、産業・地域・人づくりを地域ぐるみで進めてきました。市民出
資による公共屋根での太陽光共同発電、「地域ぐるみ環境ISO研究会」による
企業内での点から地域の面への環境改善活動など小さな芽は大きな花を咲かせ
るところまできています。
 評価されたこれまでの飯田市の先駆的な取組みを環境モデル都市はさらに強
化拡大するものです。地方圏の人口減少・少子高齢化の厳しい現状を踏まえ、
飯田市が中心市として定住自立圏構想も南信州地域で進めています。環境モデ
ル都市の取組みと相まって「飯田市」「南信州」という地域ブランドによる生き
残りへの挑戦です。
 まもなく豊橋(三河)・浜松(遠州)と南信州を結ぶ三遠南信自動車道、
2025年には首都圏と中部圏を40分で結ぶリニア中央新幹線が開通します。
交通体系の劇的変化は、この地域を、ここに暮らす私たちの生活を大きな潮流
に否応なしに飲み込んでいきます。
 二つのアルプスに抱かれ天竜川の両岸に広がる面積658平方km、84%
が森林という自然豊かな飯田市。果物の南限・北限の地、穏やか四季の景色は
絶景です。環境はじめ様々な場面で「飯田」が登場する挑戦を地域ぐるみで展
開していきます。注目していてください。

                  小林敏昭(飯田市地球温暖化対策課長)


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