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6.G8洞爺湖サミットにおける“3R”についての評価
安間武(化学物質問題市民研究会、
2008年G8サミットNGOフォーラム環境ユニット
【3Rイニシアティブ】イシュー・リーダー)

 G8北海道洞爺湖サミット首脳宣言が7月8日付けで発表された。環境・気
候変動の中の“3R”の項目で、“神戸3R行動計画を支持する”とし、“再製
造品の貿易における障壁を削減することの重要性を認識し”、“再使用または再
生利用可能な原材料と資源の国際循環を支持する”と述べている。

この宣言内容は、2005年4月に日本政府の主導で立ち上げられた、“物
品等の国際流通に対する障壁の低減”を掲げた3Rイニシアティブと全く同じ
である。環境ではなく経済的観点だけから国際資源循環という名目で先進国の
廃棄物や廃棄物同然の中古品を途上国に押し付けるという構図は何も変わって
いない。

 我々のポジションペーパー【3Rイニシアティブ】が求めた提案、例えば▽
環境正義(環境・健康・人権)を最優先すること▽国内処理原則を実現し、途
上国に廃棄物処理を肩代わりさせないこと▽全ての有害物質を除去してクリー
ンな資源として輸出すること▽中古品と廃棄物の定義を明確にすること▽バー
ゼル禁止修正条項を直ちに発効させること-等はほとんど無視されている。

 神戸3R行動計画は資源生産性の改善や途上国の雇用創出を特に強調してお
り、これは環境イニシティブではなく、再製造製品の貿易を自由化することを
目指した地球規模の自由貿易メカニズムに基づく経済イニシアティブであるこ
とは明らかである。
 
 洞爺湖サミット直前の6月23~27日にバリ島で開催された第9回バーゼ
ル条約締約国会議で、日本、カナダ、ニュージランドなどがバーゼル禁止修正
条項の発効に反対し、発効を今回もまた先送りさせた。バーゼ・ルアクション・
ネットワークはCOP9の会場で化学物質問題市民研究会との連名による
「G8神戸3R行動計画に対するNGOコメント概要」を配布した。
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/basel/BAN/COP9/COP9_Kobe_3R_Action_Plan.html

化学物質問題市民研究会
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/index.html

安間武(化学物質問題市民研究会、
2008年G8サミットNGOフォーラム環境ユニット
【3Rイニシアティブ】イシュー・リーダー)

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