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3.BIREC2005:「ペキン自然エネルギー国際会議2005」開催近づく!
                    大林ミカ(ISEP副所長)

いままで何度かお伝えしてきた、11月7〜8日に中国で開催されるペキン自然
エネルギー国際会議2005(BIREC2005: Beijing International Renewable
Energy Conference 2005)の詳細が決まり、世界に向けて二度目の参加呼びか
けが9月末には発信されている。

BIREC2005は、昨年ボンで開催された、世界で初めての自然エネルギーに特化
した国際交渉会議:自然エネルギー2004の流れを継承するもので、エネルギー
がメインテーマとなる来年・再来年の「国連持続可能な開発委員会(CSD)」第
14/15セッションにてボン会議のフォローアップを行うための、事前会議の位
置づけも持つ。

中国政府からの正式なアナウンスメントが遅れたために、開催そのものも不確
かで、また、当初予定されていた「参加費」が、ビジネス・カンファレンス並
みの800〜900米ドルを、政府代表以外のNGOを含めた一般参加者に要求するも
のだったため、特に途上国からの参加が危ぶまれることが、関係者の間で大き
な問題となっていた。これについてはNGOを始め、ドイツ政府もねばり強い交
渉を続け、9月末に発表された第二次呼びかけでは、全ての参加者に対して、
参加費を無料とする旨が発表された。しかし途上国のNGOには旅費や滞在費の
問題が残るため、引き続きNGOの間ではファンドレイジングなどの議論が行わ
れている。

経済成長のただ中にある中国では、エネルギー・環境問題への一般の関心がま
だまだ低く、この分野に関わるNGO活動は、グリーンピースやWWFなどの海外
からやってきた団体がリードしている状況である。そのため、中国現地のNGO
を始めとして今回のBIREC開催を地球温暖化問題や自然エネルギーの促進など
について普及啓発を行う良い機会としたいという想いが強い。当初は、ISEPが
計画してきたNGO単独の関連イベントの開催は計画されていなかったが、ISEP
側からの働きかけもあり、会議開催前日に、中国のNGOのアライアンスである
CANGOが主催するNGO Workshopが開催される運びとなった。ワークショップで
は、キャパシティー・ビルディングと自然エネルギー促進のための政策的フレ
ームワークの二つをテーマに、各国NGO、国会議員、自治体、企業の取り組み
が紹介、議論される。

本体のBEIREC2005では、ボンで採択された「世界行動計画」(SEEN No.15を参
照)や各ステークホルダーたちが集まって議論を行うセッションも設けられる。
また、ボン会議の流れをフォローアップするために設立されたNGO、政府、企
業などが参加する国際的なネットワークREN21は、自然エネルギーの促進状況
についての「グローバル・ステータス・レポート(世界状況報告書)」を発表す
る予定である。最終日に採択される予定のペキン宣言の内容にも、大きな関心
が寄せられている。さらに正式な会期中の催しとして、WWF中国が主宰する
途上国間の取り組みを促進するための「サウス・サウス・フォーラム」や、欧
州の自然エネルギー企業の連合体EURECが主宰する「技術フォーラム」などが
開催される

来年の「自然エネルギー法」の施行に向けて、中国では、自然エネルギーの大
きなブームが到来している。日本からも積極的な参加を行い、アジア地域にお
ける自然エネルギー技術先進国としての自国の役割を見直したいものである。

*NGOワークショップの概要は近々ISEP HPに掲載いたします
BIREC2005: http://www.birec2005.cn/
REN21: http://www.ren21.net/

                      大林ミカ(ISEP副所長)


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