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 「レポート・飯田市の現在(1)」
                    堀 雅基(ISEPインターン)

 飯田市が環境省より選定された「環境と経済の好循環のまちモデル事業(平
成のまほろば事業)」の一環として、今年度から、地元企業の「おひさま進歩エ
ネルギー有限会社」は、太陽光発電事業と商店街ESCO事業に取り組んでい
ます。ISEPはおひさま進歩エネルギーのこれらの事業に協力しています。
 今年4月に稼動を開始した飯田市内の38箇所の太陽光発電施設(おひさま発
電所)はその後順調に稼動しており、合計38箇所、設備容量208 kWの施設は、
8月までで、11万1,880 kWhを発電し、二酸化炭素7,3840キログラムを削減
しています。この二酸化炭素の量を灯油に換算すると29,640リットルになり、
ガソリンでは31,808リットル、燃費15 km/リットルの車で月までの距離(約
384,400 km)の1.2倍が節約された計算となります。
 一方で、小さな問題も生じています。飯田市では、太陽光発電施設の毎日の 発
電量と、自家消費分(「グリーン電力」の発生量)を、コンピュータネット ワ
ークを通じて自動集計する、大変画期的な「グリーン電力集中管理システム」
が導入されました。しかし、飯田市は、全国でも有数に落雷が多い地域で、夏
の不安定な気候変化に伴う雷の影響で「グリーン電力集中管理システム」の一
部で不具合が生じたのです。発電データそのものは、正常に蓄積され保存され
ているために、集計には何ら影響はありませでしたが、全太陽光発電施設に避
雷装置を新しく設置し、雷の被害に対応することになりました。
 もう一つの市民出資事業であるESCO事業は、商店街各店舗の初期診断の
真最中です。診断後の次ステップとして初期診断結果が出はじめていますが、
例えば、ある店舗では、一年間で、エネルギー消費量の19%、二酸化炭素排出
量では15%も削減できることがわかりました。予想以上の好結果に私たちも大
変驚いているところです。
 市内各所での当事業の営業活動を通じて、飯田市民の方々の環境意識だけで
なく、街の活力はどうして生まれるのか、また、商店の後継者難の問題など、
様々なことがわかってきました。ESCO事業の大きな事業目的の一つは、商
店街の活性化を含めた総合的な街づくり事業です。このような事業を通じて地
域を新しく展開させていくことの必要性を改めて感じています。
 今後の進展にどうぞご期待ください。


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