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7.プロジェクトフラッシュ

● 「スモール・イズ・プロフィタブル」出版記念
                   エイモリー・B・ロビンス講演会
〜石油依存経済からの脱却と小規模分散型社会について〜
                   洞口 夢生(ISEPインターン)

ISEPでは、去る5月21日(土)、「自然エネルギー促進法」推進ネットワー
ク(GEN)と協力して、世界的に著名なエネルギー研究者であるエイモリー・
B・ロビンス氏を招き、同氏の著書「Small is Profitable」の日本語版「スモ
ール・イズ・プロフィタブル」の発刊を記念したシンポジウムを開催した。
 シンポジウムでは、現在の石油経済の危機とその危機に打ち勝つためをテー
マに、ロビンス氏の他に、槌屋治紀氏(株式会社シ
ステム技術研究所所長)と、山藤泰氏(ISEP理事、関西学院大学総合政策
研究科客員教授、翻訳者)を招き、お話しいただいた。
 飯田所長の開会挨拶から始まり、続くエイモリー・B・ロビンス氏の講演で
は、現在のアメリカの主な石油消費を占める交通、特に自動車について、その
車体の軽量化・燃費の高効率化・材料費の経済化等を通した、脱石油経済への
具体的なデータに沿った戦略が示された。また、現在の日本の石油依存体勢に
ついて、更なる低コストへの投資・省エネルギーの推進・分散型の自然エネル
ギーの推進に取り組めば、日本は世界をリードする国になれるとのことである。
 次に、槌屋氏の講演は、日本における石油依存経済からの脱却の可能性が
テーマだった。低炭素社会の実現のために、今までの原子力・石炭を大量に拡
大する
「ハードエネルギーパス」から、エネルギー利用効率の向上・再生可能エネル
ギーを中心とした「ソフトエネルギーパス」へと移行することが必要だという
ロビンス氏の主張を紹介した。また、発光ダイオード(LED)・ハイブリッド
カー・太陽電池・風力発電等におけ
る技術・日本での普及状況についても紹介した。
 最後に山藤氏は、今回省エネルギーセンターより出版された「スモール・イ
ズ・プロフィタブル〜分散型自然エネルギーが生む新しい利益〜」の翻訳者で
あるが、同書の中で、氏が特に興味を抱いたいくつかの事例について紹介した。
 石油経済の終焉を目前に控え、それを乗り越えていくための技術も確立され
てきた。世界をリードし、速やかに新しい技術・先進的な事例を取り入れてい
くことが今の日本に必要であることが実感されるシンポジウムであった。

* ISEPでは、翻訳者山藤氏と発刊元省エネルギーセンターのご厚意により、
「スモール・イズ・プロフィタブル?分散型自然エネルギーが生む新しい利
益?」(税込み定価5040円)を送料無料で販売しています。申し込みは
isep@isep.or.jpまで。


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