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国際ソーラーシティ会議2004報告
(山下紀明、ISEPインターン)

11月14日から18日にかけて、都市の自然エネルギーに関する「国際ソーラーシ
ティ会議2004」(International Solar Cities Congress 2004:以下ISCC2004)
が開かれた。ソーラーシティとは、気候変動、自然エネルギー、都市計画に関心
を寄せる都市であり、特に2050年までの大気の安定化のために、一人当たり二酸
化炭素排出量の共通目標に基づいた、自然エネルギーを用いた総合的なエネル
ギー計画に重点を置いている。

参加都市は開催地であるテグ(韓国)、北京(中国)、札幌市(日本)、ヨーテ
ボリ(スウェーデン)、ハーグ(オランダ)、ケープタウン(南アフリカ)、サ
ンタモニカ(アメリカ)、アデレード(オーストラリア)など世界各地から20に
上った。

本会議では自然エネルギーの利用技術、運輸や都市計画、環境経済や政策などの
各セッションに加え、札幌市の上田市長も参加した市長サミットやビジネス
フォーラム、市民フォーラム、展示会など様々なプログラムが準備されていた。
ISEPからは市民の取り組みについて大林が、国の政策について飯田がプレゼン
テーションを行った。

またISEPではISCC2004と連動し、14日に「アジア太平洋グリーン電力ワーク
ショップ」を開催した。日本、台湾、オーストラリアからの自然エネルギーの現
状やグリーン電力プログラムの報告に加え、アメリカやグリーンピースインター
ナショナルの取り組みなども紹介された。

会議の成果として出されたテグ宣言では、上述した一人当たりの二酸化炭素排出
量目標や都市毎の自然エネルギー導入目標などについて、ソーラーシティ同士の
パートナーシップを通して実効性のある施策を打ち出していくことが述べられ
た。

今年6月にドイツで開催された「自然エネルギー2004ボン国際会議」では、国レ
ベルの自然エネルギー促進政策について話し合われたが、今回のISCC2004のよう
な都市レベルでの取り組みも非常に重要である。特に現在の日本のように国レベ
ルの推進政策が不十分である場合には、地方自治体の取り組みが自然エネルギー
普及に大きな役割を果たすと考えられる。今回会議に参加した札幌市をはじめ、
他の都市の動向にも注目していきたい。

(プログラムなど詳細については国際ソーラーシティ会議公式サイト(英語)
http://www.solarcities.or.kr/を参照)

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