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4. プロジェクト・フラッシュ
(ISEPが内外で取り組む活動からトピックスを拾って紹介します。)

<< Sustainable Community/地域社会 >>
飯田市の生活と環境祭りでシンポジウムを企画
(竹村英明、ISEP研究員)

ISEPは飯田市が主催する「生活と環境祭り」のイベントを企画し参加した。快晴
の11月7日、秋なのに汗ばむほどの陽気の日曜日、このイベントは飯田市内の鼎
公民館で開かれた。催しの全体は11月6日(土)と7日(日)を通した鼎体育館で
の環境関連商品などの展示である。イベントは7日、鼎公民館での午前、午後に
分けて行われた。ISEPがコーディネートしたのは、午後の市民ファンドとグリー
ン電力に関するシンポジウムである。

シンポジウムのパネリストは、「北海道グリーンファンド」の杉山さかえさん、
飯田市のNPOで市民出資・太陽光発電を企画している「南信州おひさま進歩」の
原亮弘さん、経産省ではありながら個人の資格で参加された中島恵理さん、そし
て午前中にサイエンスショーを行われたチャーリー大西さん。ISEPの笹川桃代が
初々しく司会進行した。

シンポジウム冒頭で、当選したばかりの牧野新市長があいさつ、そのあと環境保
全課の池戸さんから、飯田市の進める「まほろば事業」について説明があった。
そしてまず北海道グリーンファンドの杉山さんが市民出資の魅力を説明。次に経
産省の中島さんが、個人の資格でと言いながら、しっかりと政府経産省の新エネ
ルギー政策を解説、最後に地元の原さんが飯田市での取組みを紹介した。参加者
はおよそ50名程度だが、みんな熱心に聞き入っていた。

杉山さんの説明からは、市民ファンドが単なるカンパじゃなく実質的な金融商品
なのだということ、でも冷たい商品ではなく熱い思いが込められたホットな出資
なのだということがひしひしと伝わってくる。おじいちゃん、おばあちゃんが、
孫の世代のためにと何人もの孫の名前で出資する話、毎月500円のグリーン電力
基金の担い手がベースの部分で風車事業支えている話。最初は見向きもしなかっ
た銀行が、一日何千万円単位でお金が入ってくるようになったら、ぱっと融資を
申し込んできたこと・・などなど、まだまだ聞き足りないほど。 市民出資は現
実のものとしてお金が集まるものなのだという、現実感を参加者が持つことが出
来た。

中島さんは淡々と新エネルギー利用特措法の枠組みを説明しながらも、ホントに
薪で沸かしたお風呂は暖かいと自然エネルギーへの熱い思いを披露された。「新
エネ産業ビジョン」でも、地域での新しい取り組み(グリーン電力など)の事業化
にとても期待しており、週末の長野県民としても、飯田市の取組みに政府として
できる限りの応援はしたいと繰り返し話されていた。

地元の原さんからも太陽光発電だけではない、バイオ燃料生産やペレットストー
ブ試作など地域のNPOによる多彩な取組みを紹介され、飯田市における自然エネ
ルギーの普及に対する熱烈な思いを述べられた。飯田市の「まほろば事業」の事
業主体がまだ立ち上がっていないことだけが残念だったが、今後の飯田市での自
然エネルギー事業の出発点として有意義な一日であった。

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